月刊フューネラルビジネス 2025年2月号

[特集]「会館過不及指数」でみる市場需給バランス 

2024年も450か所を超える新たな葬祭会館が誕生し、全国の葬祭会館は1万1,500か所を超えようとしている。
これまで編集部では、当該市場の会館数が過剰であるか不足しているかを判断する材料として、年間死亡数を会館数で割った1会館当たり死亡数を活用してきた。一方で、新たな判断材料がないか模索した。そこで導いたのが、当該市場における現状の会館数と理論値としての標準的な会館数とを比較した新指標「会館過不及指数」である。
前半の総論編では、会館過不及指数の算出プロセスなどについて論じ、後半のDATA編では北海道と東北6県の市区町村別の会館過不及指数を提示している(その他エリアは3月号以降で順次掲載)。あくまでも、机上の指標だが、会館市場の現況を数値化・可視化し、飽和市場であるか不足市場であるか、会館の過不足度合いを見極めることは出店戦略のヒントになると考える。

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