石材業界唯一の経済産業省公認団体である全国石製品協同組合(本部東京都港区、理事長太田明氏)は、 お盆の行事に関するアンケートを実施し、 得られた回答結果の概要をまとめた。
【アンケート結果サマリー】
◇お盆に何かしらの行事を行うと回答した方の69%はお墓参りをすると回答
◇お盆の行事は全国的に70%が8月に実施すると回答したが、 東京では7月と8月が半数ずつとなった
◇自身の宗教が分かっている方の約70%はお盆に行事を行っており、 反対に宗教が分からない・不明な方はお盆の行事をあまりしない傾向
―お墓に関するアンケート調査概要―
【調査対象】 全国 40代以上 男女
【調査期間】 2017年6月1日~6月11日
【調査方法】 インターネット調査
【有効サンプル数】4,019名
http://www.ohakanohikkoshi.com/
東京・世田谷で開山し500余年を数える寶樹山常在寺の「仏縁の会」は、故人へのお手紙を投函する「霊山(りょうぜん)ポスト」が設置から1年を迎えた。
常在寺「仏縁の会」は、2016年度より納骨堂「釈迦殿」のなかに故人へのお手紙を投函するポストを設置。ポストには、お釈迦さまが教えを説いたとされる霊鷲山(りょうじゅせん)を由来とする日蓮宗の中心的浄土「霊山」の名をつけた。
滝のある地下庭園横のロビーには「筆記スペース」を設けており、お参りの際にお手紙を描くこともできる。
「霊山ポスト」には毎日1~2通の手紙が投函されており、手紙は毎月1回、開封することなく、大切な方に届くように、常在寺の當山お上人が供養してお焚き上げあげしている。
■寶樹山常在寺 概要
住職 :駒野 日高
所在地:東京都世田谷区弦巻1-34-17
URL :http://www.jyozaiji.jp
株式会社石長(本社神奈川県鎌倉市)は、お墓の引越し・移設が容易に行なえるデザイン墓石「壇」(だん)を発売した。
デザイン墓石「壇」は、ボンドを使用せずに建てることができ、容易にパーツの分解・再建立が可能。通常の墓石は、複数の石材パーツをボンドで張り合わせて構築されているが、堅固に仕上がる反面、簡単には分解することができないので、お墓の引越し(移設)の際は石材を傷めることになってしまう。
「壇」は、石材が重なり合う部分をしっかりと噛み合う形状に設計することで、ボンドを使用せずに建立することができ、お墓を移転する際にも墓石を繰り返し使える仕組み。
骨壺を納めるスペースの蓋が前方に配されており、この部分のみをコーキングで留めて開閉可能にしている。
デザインは、奈良時代前期から国内に現存する「層塔」をモチーフにした形状で、平成24年に同社が修繕工事を行なった「源頼朝の墓」に着想を得て、新たな五重塔型の墓石としてデザインした。
■墓石の仕様
寸法 :間口900mm×奥行900mm×高さ646mm
材質 :石碑/MU(インド産花崗岩)
花筒・香皿/ステンレス(黒メッキ処理)
販売価格:135万円より(税別)
◆https://www.ishichou.co.jp/